私たちのからだは常に約60兆もの小さな細胞が何の命令をしなくても生命活動のために働き続けています。
心臓が打つ、血液が流れる、呼吸する、食べ物を消化する、、、、これらのからだの働きは、頭で考える理屈や分別をはるかに越えた働きです。
生命は理屈では活動していない。
知識を越えた働きがからだにはあり、心と精神と魂はからだと密接に結びつき影響し合っている、、、そして、周りとも同じように結びつき影響しあっている、、、。
沢山の人のからだに触れ、さまざまな不思議な体験も目の当たりにしながら、そんなことを感じてきました。
長年この仕事に携わって私は誰も癒せないと知りました。
癒しが起きた時はその人自身が起こしたのだと、真の癒しは深いところではその人自身にしか起こせないものだと、沢山のお客樣の体から教えて頂きました。
本当のセラピストは自分自身です。
人と人が天と地を繋いでいる『巫』のように、施術は共同ワークです。
巫音呼の施術は、
その人の本来の『音(かみさま)』を『呼』び起こし鎮め、生命力を高めようとする神楽の儀式であり、
からだと魂への祝祭のようなものでありたいなと思っています。
『治したい』『癒したい』ではなく、人間がもつ本来のチカラをお客様と一緒に体験したい……私はそんな気持ちでお体に触れています。
「あなたの光はあなたが知っている」
体を越えてそこに向うための、魂(天)とからだ(地)を繋ぐお手伝いができれば幸いです。